ご挨拶「コロナ対策に全力!!この国難を乗り切るために」
山形県では3月中旬以降、新型コロナウイルス感染症の感染者数が急増し、変異株も確認されました。全国各地でも緊急事態宣言が再発令・延長されるなど、依然厳しい状況が続いています。
この間、身を挺して日夜頑張って頂いている医療従事者の皆様や、感染拡大防止のために様々なご苦労を頂いている皆様に、心から敬意と感謝を申し上げます。この一年超、世界中を襲った新たな脅威と戦う上で、国にしかできない仕事がたくさんあると考え、コロナ対策に奔走してきました。
安心・安全と生活・経済の両立には時に難しい判断を伴いますが、国難にあたりやれることは全部やる、との姿勢で、総額120兆円を超える第3次補正予算と令和3年度予算案を編成しました。
4月12日から高齢者へのワクチン接種が始まりましたが、山形においてはこれからが本格的な接種開始となります。必要なワクチンの確保と接種体制の整備を進めつつ、先を見据えた治療薬の開発・確保に向けた取組み等も考えていかなければなりません。やるべきことは山積しています。しっかりと皆様の声に耳を傾けながら、何よりも国民の皆様の命を守ることを第一に、対策を講じて参ります。
オリ・パラ東京大会に向け、ともにスポーツ政策に取組んできた橋本聖子さんが組織委員会会長に就任しました。状況は全く予断を許さず、厳しい判断の連続ではありますが、筆頭副会長として、責任を持った対応を進めてまいります。
コロナ対策なくして、山形、そして日本の未来はありません。この国難に正面から取り組み、安心・安全な暮らしを取り戻すため、引き続き、全身全霊で取り組んで参ります。
令和3年5月18日