令和6年度予算が成立
元日に能登半島を襲った大地震。未だ震災の爪痕は至る所に残っており、復旧・復興は道半ばです。改めて被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
地震をはじめ激甚・頻発化する豪雨被害など、災害は日本全国どこでも生じる懸念があります。これらを踏まえ、防災・減災対策を更に強化し、災害に強い国土づくりを推進していかなければなりません。
国際社会では、ロシアの侵略から2年が経つウクライナ情勢、不透明な中東情勢とガザ地区の人道状況、世界各地の食料不安やエネルギー問題、さらには東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試みや、北朝鮮による核・ミサイルの脅威も増大しています。
日本においては30年ぶりの株価水準や過去最大の民間投資、インバウンド需要の回復など、新型コロナ5類以降、我が国の社会は一気に活気を取り戻しつつあります。この流れを地方地域に広げ、力強い成長軌道に乗せる。地域経済の活性化や社会インフラの整備、農業など様々な課題もありますが、今がまさにチャンスです。
地元山形では山形新幹線E8系がデビューし、山形らしさが散りばめられた新しい車両が走り出しました。「東京〜山形間1時間台」実現に向け、現在ボーリング調査が進められている(仮称)米沢トンネル(福島〜米沢間約23㎞) の整備に向けても動き出しています。費用や技術的な課題などはありますが、山形の未来のためにも必ず実現させたいと思っています。また、山形空港滑走路の2,500m延長に向けても取り組んでいるところです。
この度、政策集団による政治資金収支報告書への不記載が明らかになり、皆様に大変な不信感を生じさせる事態となりました。自民党全体の問題であり、責任を痛感しております。党として関係議員の処分を行いましたが、今後さらに政治資金の収支を透明にして、国民の皆様の信頼を得ることが肝要です。問題点や原因を明らかにし、透明性を高める措置や再発防止策に一致団結して取り組んでまいります。。
世界的な物価上昇や厳しさを増す安全保障環境、温暖化・少子化・人口減少社会の対応など、今後の日本の未来を決める課題が山積しています。まずは皆様の信頼を回復し、政策を前に進めていく。えんどう利明はこれからも持てる力の全てを尽くし「同じ目の高さで」誠心誠意、政治を進めてまいります!
令和6年5月10日