79回全国選抜高等学校野球大会に出席し、祝辞と始球式を
3月23日より始まった春の甲子園、第79回全国選抜高等学校野球大会の開会式に出席し、祝辞を述べるとともに始球式のピッチャーを務めました。
春の選抜大会は、通常、文部科学大臣が出席することになっていますが、今回は国会の都合により適わず、副大臣の私の出番となりました。私もかつては熱狂的な野球少年でしたので、ひじょうに感激しながら当日を迎えました。
国家「君が代」を歌った深瀬廉君が、偶然にも私の母校の後輩であり、また、主催者が毎日新聞ということも、何か不思議な縁を感じました。といいますのも、私が中学時代に野球のグローブを買いたくて半年間新聞配達員をしたのが毎日新聞であったからです。
当日は、わくわくした気持ちで、祝辞は少し長めでしたが、思いをしっかり伝えることができました。そして、待望の始球式。東京の神宮球場で何回か練習をしていったのですが、かえって肩が痛くなり、痛め止めを飲んでの投球となってしまいました。甲子園球場一杯の観衆の前で行うのですから、たいへん気分が良かったのですが、球場が広すぎてピッチャーとキャッチャーの間隔が上手くつかめません。少し戸惑いながらも覚悟を決めての投球は、「ナイスピッチング!」であったと自分では思っています。
副大臣となって辛いこと、たいへんなこと、嬉しいこと、いろいろな経験をしておりますが、始球式は胸躍るイベントでした。
■「第79回選抜高等学校野球大会開会式 祝辞」(阪神甲子園球場でのスピーチ)
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