えんどう利明--日本を、山形を、元気でいっぱいにします。

2007年07月の日記

国と現場のかけはしに_その2_袋井中学校訪問
 静岡県袋井市の袋井中学校を訪問いたしました。

 同校へは現在、文部科学省から須原愛記さんが教師として派遣されており、今回はその激励を兼ねた視察として訪れました。須原さんは同校で社会科の公民を担当されており、当日は私もそのお手伝いをさせていただきました。

 今、文部科学省では各地の学校へ若手職員を派遣しております。教育に関する課題が山積する中、文科省の職員自身も教育現場の実体験を持つ必要があるという考えから、数年前に私が提唱し今年度から実現したものです。
 経験も無く不安の多い中、須原さんは日々試行錯誤をしながら経験を積んでおり、来年、文科省へ戻ったときには必ずいい影響をもたらしてくれるものと期待しております。今後も学校へ派遣する人数を増やすことなど、国と現場とが直結するような仕組み作りを進めてまいります。
(2007.07.17)

廃棄物から新エネルギーを開発_バイオエタノール製造施設を訪問
 7月10日、大阪府堺市にあるバイオエタノール・ジャパン関西鰍フバイオエタノール製造施設を訪問いたしました。当施設では、主に廃木材等の木質系バイオマスから燃料用エタノールを製造する実証事業が行われています。家屋などを取り壊した際に出る、今までは捨てるだけだった木材や紙くず、おからなどの廃棄物を使って、自動車等の燃料にするためのエタノールを製造しています。

 視察では、廃木材を硫酸で分解し発酵用の糖液を作る「加水分解・糖液回収設備」、糖液を発酵させエタノールを作る「発酵設備」、エタノールをさらに濃縮させるための「濃縮・蒸留・脱水設備」等、最新の技術を駆使した各施設を見学いたしました。

 廃木材から生まれる新しいエネルギーを通し、化石エネルギー使用量と二酸化炭素の削減に大いに貢献するためのこの事業。より高度な循環型社会の形成を促進するため、その環境整備にこれからも尽力してまいります。
(2007.07.10)

国と現場のかけはしに_その1_紫雲中学校訪問
 香川県高松市の紫雲中学校を訪問いたしました。同校へは現在、文部科学省から栗林芳樹さんが教師として派遣されており、その激励を兼ねた視察として訪れました。
 栗林さんが副担任を務めるクラスの給食や、担当する3年生の社会科の授業を見学し、また校長先生らと学校の現状などについて意見交換を行いました。
 今、文部科学省では各地の学校へ若手職員を派遣しております。いじめや自殺、未履修問題等、教育に関する課題が山積する中、文科省の職員自身も学校現場の実体験を持つ必要があるという考えから、数年前に私が提唱し今年度から実現したものです。
 栗林さんは「テストの問題や教材づくりなど、現場に出なければ気づかない仕事の多さを痛感している」とおっしゃっていました。この一年間でたくさんの経験をし、国と現場の橋渡し役になってもらいたいと思います。
(2007.07.09)

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