種子島宇宙センターにて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による情報収集衛星2機(レーダ2号機および光学3号機実証衛星)を搭載したH-IIAロケット12号機(H-IIA・F12)の打ち上げに立ち会いました。ロケットは打ち上げられた後正常に飛行し、情報収集衛星2機を分離したことが確認されました。 打ち上げの瞬間は、バリバリという轟音があたりにとどろき、とても臨場感のある素晴らしい体験になりました。 今回の成功で、6機連続の打ち上げ成功となります。これは日本のロケット技術が確実に進歩している証であり、またその信頼性も着実に増していると言えます。次号機以降の民間による打ち上げに弾みを付けるものでありたいへん喜ばしいものです。今後、この技術がますます発展し日本国内での普及が促進されるようその環境整備に尽力してまいります。
(2007.02.24)
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