8月30日、野田佳彦代議士が新しい総理大臣に選出されました。一昨年9月、民主党政権が誕生してもう既に3人目の総理大臣です。しかし、就任した以上国のために全力で頑張って貰いたいと思います。
しかし今回の代表選挙は、そもそも2年前の衆議院選挙で民主党が主張した『子ども手当や高速道路無料化などのバラマキ4K』の財源が捻出できず、いわゆる「マニフェスト」が破綻した事や、東日本大震災への対応をなまじっか「政治主導」と言って対応が迷走したため復旧が遅々として進まないことなどが原因です。菅総理大臣だけの責任というよりも、民主党全体に政権担当能力が全くなかったからです。
そうした事を考えれば、誰がなっても同じです。ましてや、代表選挙が始まろうとしたら、円高株安などの経済不安や外交問題などの緊急の課題解決ではなく、党員資格停止中の小沢一郎代議士の支持をいかに得ようかという、民主党の都合ばっかりが優先した選挙戦でした。
今、国政の課題は「強いリーダーシップ」のもと、低迷する経済を立て直し、「日本の元気再生」を行う事です。山形市も全く同じ状況です。「市町合併」は破綻し、「ごみ焼却場の建設」は遅々として進みません。そして、働き場所も無く、何よりも町に元気がありません。こうした事を解決するにはリーダーの「物事を実現しようという強い意志」と「強いリーダーシップ」が必要です。
こうした時代の山形市のリーダーとして、私は佐藤孝弘さんが最もふさわしいと確信しています。佐藤さんは東大を卒業後、経済産業省に入省。数々のキャリアを経験したのち、日本で最高の政策集団である「東京財団」に入り、つい先日までは「街造り」や「雇用対策」等の研究や地方自治体への講師を務めていました。また、もともとが政治家志望であったため、私の政策作りを手伝ってくれておりました。
過日、後援会の緊急役員会で佐藤さんを満場一致で推薦し、支援する事を決定いただきました。若さ、しがらみのない行動力、豊富な経験と全国への人脈。一緒になって元気な山形を作っていきたいと考えています。ご指導とご理解を宜しくお願い申し上げます。 |