えんどう利明--日本を、山形を、元気でいっぱいにします。
 
最近の国政と、私が思うこと。
 

 みなさんこんにちは。えんどう利明です。だいぶ寒くなってきました。冬支度はいかがですか

 さて、国会では鳩山内閣が事業仕分けでばっさりと予算を削っています。たしかに豪快に「廃止」というと政治主導を感じますが、ちょっと注意深く見てみると、昨年に財務省が削減を申し入れてきた事業内容とほとんどそっくりです。財務省からすれば、昨年切り切れなかった予算を民主党の言う「政治主導」で民主党議員に「廃止」と言わせてはいますが、昨年切りそびれた予算を再度俎上に載せて、派手な演出をしてカットさせているだけ。つまり財務省の考えをほとんどそのまま踏襲して決定しているのが民主党のいう政治主導の仕分け作業なのです。ですから、今まで以上に役人主導といわれています

 「政治とカネ」、「故人献金」の問題もあります。鳩山総理は02年から08年の資産報告書と資産補充報告書を訂正しました。訂正総額はなんと5億4,500万円相当に上ります。一部報道では、これでも申告漏れがなお残るのではないかとの指摘もある、相変わらず杜撰なものとの報道もあります。鳩山総理は自民党時代、政治とカネの問題を正そうと「ユートピア政治研会」を作ったメンバーの1人です。当時のメンバーからも、「鳩山さんのあの時の想いと今やっていることは随分違う」と聞かされます。また弟の邦夫氏の政治資金報告書からはそんな杜撰な経理は出てきません。ある時は株を売ったお金7,200万円を『うっかり忘れていた』と総理は言います。人によっては一生涯の賃金になろうかという大金です。それだけの大金をうっかり忘れる総理に庶民の気持ちは理解できるのでしょうか。
 それだけの収入や政治資金を人任せで知らなかったというのも信じがたい話ですが、もし本当だとしたら、そんないい加減な人に国政を任せるわけにはいかないのではないでしょうか。今政治に問われているのは公私の峻別と透明性です。鳩山総理にはそれが見えてきません


 追い打ちをかけるように平野官房長官は11日の会見で修正申告について「見ていただいたら分かるのではないか」とこれ以上問題はないという考えを示しました。臭いものにはふたをしたいのか、随分とのんきな言い分ですが、無駄排除も大切ですが、自らの襟を正してこそではないでしょうか。ですから今回、民主党が野党の時代にあれほど再三要求してきた「党首討論」を今国会では必死に逃げ回っています。 これも「鳩山献金隠し」ではないでしょうか

 最後になりますが、我が党の谷垣禎一総裁が怪我をしました。たくさんの皆さんにご心配としっかりしろというご指摘を受けました。私からも総裁には自民党の再生のため、みんなをリードしてほしいと申し上げました。幸い怪我も大したことはなくすぐ戦列復帰します。今後ともご指導いただきますよう、よろしくお願いします

平成21年11月19日 
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