麻生太郎総理大臣誕生。臨時国会で私は農林水産常任委員長に選任。
9月22日、麻生太郎代議士が自民党総裁選挙で圧倒的な支持のもと、新総裁に当選、24日には国会で内閣総理大臣に選出されました。
早速、党役員人事や内閣改造人事が行われ、関連して国会の委員長が交代し、私は衆議院農林水産常任委員長に就任することになりました。
世界的な食料危機に備え、安全な食料を確保する観点から、現在カロリーベースで40%の食料自給率を向上させることが国政の最重要課題の一つになっています。まずは米を主とした穀物の自給体制を国が責任を持って整備する方向で動きます。学校での米飯給食の拡大や、麦に替わって米粉のパンや麺などへの利用推進など、米の消費拡大を図ることや、大豆の生産を薦めて減反を少しでも緩和することが大切です。また、果物や野菜、花卉など、芸術品ともいえる日本の優れた農作物を世界に進出させる「攻めの農業」を積極的に展開していくべくだと考えています。
私の地元山形は、日本有数のブランドとして知られる「さくらんぼ」や「ラフランス」、また「ぶどう」や「りんご」などの生産適地です。そして、山形の「はえぬき」は、魚沼産「コシヒカリ」の他に唯一10数年間連続して「特A」の格付けをされた美味しい米です。
農林水産業は、人間が生活していく原点の産業であると同時に、日本の未来を担っていく産業でもあります。これまでの「建設」や「文部科学」とともにその分野のエキスパートとして精一杯頑張ってまいります。 |