山形大学付属中学校、山形大学工学部 4号館の大規模改修工事に着手。
山形大学付属中学校は、これまで地域教員の学習指導力向上のための様々な取り組みを実践するなど、山形県全体の教育力向上に重要な役割を果たしてきました。
しかしながら建物は、水漏れがするなど老朽化が著しく、様々な学習環境の変化や新たな教育への取り組みが困難な状況になっており、学校関係者はもとより、地域の教育関係者から一日も早い大規模改修工事が要望されておりました。
私は、 『自民党公立学校施設耐震化等整備促進議員連盟』の幹事長をしておりますが、同窓会やPTAの皆さんを始めとした関係者から要望を受けましたので、早速7月30日文部科学省の幹部とともに中学校の校舎等を視察、更に文科省と協議を重ねてきました。
何よりも安心・安全な教育環境を早急に確保する必要があると考え、1月の中旬に決定する平成17年度補正予算で全面改修工事に着手する事にしました。総工事費は約7億円で、春には着工し18年度中にはきれいな新校舎が完成する予定です。
また、11月始めに山形大学工学部を視察しましたが、そのとき要望がありました工学部4号館のの改修工事も、今度の補正予算で着手する事にいたしました。
また、既に決定していた山形大学医学部付属病院の新病棟がまもなく1月にも着工し、19年度に完成するとともに、これまでの病棟や診察棟、中央等などの大規模改修に着手します。工事費は、医療器械を含めて200億円近くになる大工事ですが、更に、全国でも珍しい『重粒子放射線によるがん治療』の施設も建設予定です。
これまで、自民党文部科学部会長などを務め、最近は『ニュー文教族』などと言われていますが、今回の党役員人事で長期的な教育問題を考える自民党文教制度調査会(会長河村健夫元文部大臣)の事務局長に就任しましたので、山形大学の整備や内容の充実を始めとして、「教育県山形」の推進に一層力を入れていく覚悟です。
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