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衆議院議員運営委員会理事に就任。

 10月31日、第4次小泉改造内閣が成立しました。 
  先ごろの衆議院選挙の勝利を受け、なお一層の改革を推進するとともに、これまでの小泉政権の総決算をするための内閣といえます。来年9月の首相の任期満了退陣を前提に、次期総理候補といわれる谷垣、麻生、安倍の各代議士が内閣の主要なポストに就任しました。今後、各代議士がそれぞれの個性や実力を発揮しながら、三位一体の改革や政府系金融機関の整理統合、特別会計の縮減、そして医療改革といった「日本が直面する重要課題」の解決に向け競い合い、協力し合っていくものと思われます

 この改造に伴って、自民党の党役員や衆議院の人事も大幅に交代しました。私はこれまでの自民党文部科学部会長から、より長期的な文部科学政策を考える自民党文教制度調査会の事務局長に就任することになり、これまで以上に文部科学分野での中枢的な仕事を担うことになりました

 それに加えて今回は、自民党の国会対策委員会副委員長と衆議院議員運営委員会理事という二つのポストも任されることになりました。国会の主な役割は、数々の課題に対応した法律を成立させることですが、大別すると法律を考える仕事と法律を通す仕事に分かれます。 法律を考えるプロセスは、国会議員が役人や多くの有識者の意見を聞きながら練り上げていきますが、法律を通すほうは国会議員だけのやり取りで決まっていき、これらは国対族とか議運族とか呼ばれる、いわば「国会運営のプロ」の仕事になります

 それだけに国会開会中はほとんど休みがなく、平日はずっと国会の中に詰めていなければならないのはもちろん、土・日勤務も珍しいことではありません。ましてや私の担当が、次期国会で最も大きなテーマであり与野党の意見対立が激しい医療改革を扱う厚生労働委員会ですから、息を抜く暇もないようです。また、全ての法律案をいつ、どのように国会で審議するかを決める法案担当の議運理事ですから、その責任も重大です

 しかし、これらの多くは裏方の仕事であり、マスコミに出ることもありませんし、何をしているのか国民の皆さんには一番見えにくいところでもあります。来年6月の通常国会終了まではこの仕事に携わるため、恒例となっている月曜日朝の山形市での街頭挨拶ができなくなってしまいます。私を支持してくださる地元の皆さんには申し訳ありませんが、政治家としてより大きく成長するためには必ず通っておくべき道ですので、どうかご理解いただけますようお願いいたします

 そしてもう一つの大事な仕事は、来年9月の自民党総裁選挙に立候補を予定している谷垣禎一財務大臣の宏池会における選挙対策委員長として、谷垣総裁実現のとりまとめをしていくことです。谷垣大臣は決して派手なポーズや国民受けするパフォーマンスを重視する政治家ではなく、実直な中にも強い意志を持った稀有の人材です。少し地味過ぎるとの批判もありますが、行財政改革はもちろん、特に消費税や日中問題など難問を解決していかなければならない次の総理大臣として、最もふさわしい政治家であると断言できます

 これにつきましても全力で頑張っていく覚悟です
  このように、どれをとりましても難しい役柄ばかりですが、時代が私に与えてくれた仕事として、大いにやり甲斐を感じています。もちろん地元の仕事もたいへん重要です。地元の皆さんともよく連絡を取り合って、山形のためにも持てる力を尽くしてまいります

 

平成17年11月30日 
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