強くて優しい国へ。ニッポンを変えよう！

みなさん、こんにちは。遠藤利明です。前回の選挙で当選させていただいてから今日まで、日本と山形が抱えている多くの課題の解決と、国際的な視野に立った将来のビジョンの実現に向け、今日まで全力で走ってまいりました。

　この間を振り返ってみますと、最大の課題は「景気回復と雇用対策」でした。最近では世界経済の進展と歩調を合わせるように、日本の経済も少しずつ回復し、雇用もかなり改善されてまいりました。

　しかし大都会と地方では格差があり、地元山形の経済は、まだまだこれからという状況です。国内最高品質の米をはじめ、付加価値の高い農産物の育成を目指す「攻めの農業」や、ふるさとの観光資源を再発見・再構築し、ＩＴを活用しながら国内外に山形の魅力を発信していく「魅せる観光」はもちろん、「科学立県やまがた」をベースとした工業や、卸小売業、建設関連業など、さまざまな産業分野で新しい芽を育てていかなくてはなりません。

　そのために、交通網の整備や地域開発など、インフラを築いていくことも大切ですが、私は「人材の育成＝教育」こそが最重要であると考えています。日本がアジアの中でここまで発展してこられた背景には優れた義務教育のシステムがありました。戦後60年が経ち、最近の子供たちの学力低下や、子供たちに関する事件の多発などを見ていますと、義務教育の行きづまりを感じます。

　私は国会議員としての仕事の中で教育に特に力を注いでおりますが、今後財源の保障や学校運営の評価は国が行い、実際の運営は市町村や学校長に委ねていくことをはじめ、教育制度全体にわたる改革を進めてまいります。また、県と手を携えて教員の質の向上も図っていきたいと考えています。

　さらに教育の問題だけでなく、少子高齢化や国際化が進む中で、日本の国全体が新しい運営システムを必要としています。肥大化した官の組織の無駄を省き、小さくても汗水流して働く行政組織に変えていくこと。永続的に安心して暮らせる社会保障制度を守るために、本当の意味で公平な税制に変えていくこと。そして、私たち国会議員もまた古い体質から脱し変わっていかなくてはなりません。

　ニッポンを変えよう！いまが、その時です。