守る農業から攻める農業へ!
4月13日、「日本の農産物等の輸出を飛躍的に推進する会」という議員連盟が自民党に誕生し、私も早速入会しました。
日本の農産物は「品質はいいが値段が高く、国際競争力がない」と言われており、実際、世界各国からさまざまな種類の農産物が日本に輸入され、多くの日本の農家が打撃を受けてきました。
それに追い討ちをかけるように、自由貿易協定(FTA)などの締結によって、関税がかからない、あるいは低関税の農産物が一層輸入され、「国内農家が壊滅的な打撃を受けるのでは」と心配されてきました。
しかし私は「農業=競争レベルの低い産業。外国産に対抗できず、これからも低迷し、衰退していく産業」ではないと、常々考えています。世界中で極めて評価の高い工業製品と同じように、優秀な日本の農業技術を駆使し、芸術品と呼ばれるほどの高付加価値を持たせることによって、経済発展著しい中国をはじめ「世界に売れる」商品が作れると信じています。
それを裏付けるように、すでに牛肉やりんごなどの輸出が一部で始まっています。ニューヨークでは「スシ・バー」が受け、日本の美味しい米が人気です。寿司だけでなく、ヘルシーな日本食は世界中でブームとなっています。オランダ在住の友人は、「おにぎりをヨーロッパで売りたい」とも言っています。
ふるさと山形の農産物を見まわしてみても、肉、サクランボ、りんご、ラフランス、花卉をはじめ世界に通用するものがたくさんあります。
「守る農業から攻める農業へ ---- 発想をポジティブに切り替え、元気な産業に育てたい 」
そのように心の底から思っていますし、絶対に育てていく決意です。
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