もうすぐ1年。まだまだ1年。これからが頑張りどころです。
昨年の選挙から、早いもので1年になろうとしています。「元気な山形を!」と公約し当選させていただいてから今日まで、国政に携わるとともに、地元に積み残した仕事を実現するため一生懸命走ってまいりました。
山形大学教育学部の存続問題では、皆さんの要請を受けて各方面に働きかけ、「地域教育文化学部」として再スタートできるようになりました。また、大学附属病院の改築問題についても、今年度に基本設計を開始し、17年度に実施設計、18年度に着工することが内定しています。
東北中央高速道路米沢福島間の新直轄工事や、国道13号線山形市大野目交差点の立体交差事業の採択など、道路交通網の整備にも着手することができました。しかし、山形の景気は今ひとつです。農業や観光など山形の特性を生かした産業の振興はもちろん、自動車関連やIT・デジタル関連の工業振興にも、さらに力を注がなくてはと考えています。
さて、今回の内閣改造・党役員の人事異動で、私は自民党文部科学部会長に就任いたしました。日本の教育の現状を見てみますと、子供の学力の低下や運動能力の低下、さらには子供たちを取り巻く事件の増加など数多くの問題を抱えています。これらを解決していくために、教職員の資質向上による現場レベルでの対処もさることながら、義務教育の在り方や、教育委員会制度の可否など、これまでの制度全般にわたる見直しが必要であろうと考えています。また前提となる「教育基本法」の改正についても議論をしなくてはなりません。
日本が戦後なにも無い時代からこれだけの復興を成し遂げたのは、まさに教育の成せる業であり、危機的状況を向かえつつある今こそ「教育国家日本」の再生に全力で当たらなくては、と思っています。
最近、地元の方から「朝、立っていなかったよ」と言われることがあります。毎週月曜日の朝に、山形市南栄町交差点や下条5叉路交差点で朝のご挨拶をしているのですが、国会の関係で思うようにならない時があります。国会が開かれていない時には必ず立つよう努力しているのですが、いないときには、別の場所で走りまわっているとお考えいただき、ご容赦ください。
郵政民営化や地方財政の三位一体の改革など多くの難題が山積みしています。「元気な山形・元気な日本」をつくるために、これからも一生懸命頑張ります。どうか一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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