えんどう利明--日本を、山形を、元気でいっぱいにします。

カンボジアとミャンマーへ。「ともだち小学校」贈呈式に出席。

7月18日から23日にかけて「アジアの子供たちへ学校をつくる議員の会(会長 遠藤利明)」のメンバーである7名の国会議員を中心とする19名の代表が、カンボジアのアンロントン地区、チュロロミエッタ地区、ミャンマーのタンリン地区レチェットサンを訪問。「ともだち小学校」の建設にともない、その贈呈式に行ってまいりました。

「アジアの子どもたちへ学校をつくる議員の会」は、教育の遅れているアジアの子供たちに学校を建設し、その国の教育の振興とともに、両国の友好親善を図るために結成された、国会議員のボランティアグループです。1997年に、私が若手の議員仲間を誘って結成し、それぞれのポケットマネーを毎月1万円ずつ積み立てながら、これまでにカンボジア、ラオス、ミャンマーに6校の小学校を贈呈してきました。

今回も、カンボジアではソー・ケーン副首相や文部大臣、ミャンマーではキン・ニュン首相や文部大臣をはじめとする多くの政府関係者、そして、ご父母の方々や子供たちが熱烈な歓迎をしてくださいました。

これからも、学校建設を続けながら「ともだち小学校」の生徒たちを日本に招待し、日本の子供たちとともに「ともだちサミット」を開催しようと思っています。また、将来その学校出身の子供を留学生として、それぞれの国会議員が受け入れるなど、交流を一層深めたいと考えています。

いずれ、その子供たちの中から国を代表するリーダーが誕生し、日本との友好や親善がますます進んでいくものと期待しています。

平成16年8月10日 
 

「ともだち小学校」贈呈式 式辞

 タンリン地区レチェットサン小学校の皆さん、おはようございます。
私たちは、日本の国会議員でつくる『アジアの子供たちに学校をつくる議員の会』のメンバーです。今日は、新しい校舎が出来たお祝いに日本からやってきました。皆さんは、もう既にこの学校を利用しているようですが、どうですか。
  皆さんのお父さんやお母さん、そしてミャンマー政府から協力をいただいて立派な学校が完成し、今日、ヤンゴン郡長、文部大臣他多くの大臣、そして関係者の皆さんのご出席をいただき、贈呈式が出来ましたことを私たちは大変うれしく思います。
  皆さんがこの校舎で元気一杯勉強しているという姿を見、また、今日の大歓迎に、学校を作って良かったと思い、改めて、ミャンマーと日本がもっと仲良くなれるよう努力したいと考えています。ご参集の皆さん、本日は誠におめでとうございました。
私たちは、「国づくり地域づくりは教育から」と考えている日本の国会議員の会です。我が国が、第2次大戦後の混乱から今日の世界有数の経済大国になれたのは教育制度が確立し、すべての国民が等しく教育を受けていることによってなしえたものと考えています。そうした経験から、教育の機会に恵まれない子供たちに私たちが具体的に教育の場を協力することが、その地域との絆を深め、また、その国との友好親善を発展させる大きな第一歩だと考えました。
 そこで、1997年自民党の若手国会議員が集まりこの会を結成し、1998年にカンボジアのダムコーに最初の「ともだち小学校」を、2000年にはラオスのポンサヴァンに、また2001年にはカンボジアのプレイキーに、そして今回、昨日はカンボジアのアンロントンとチェロロミエッタに、今日はここレチェットサンに6校目の「ともだち小学校」を贈呈することに致しました。
 保護者や教育関係者の皆さん、また、学校建設についてご支援をいただいたミャンマー政府、更に、地元の皆さんに心から感謝申し上げます。
 この事業を通じて、皆さんの国と私たちの間に大きな絆が繋がり始めて来ていると感じています。また、この学校で長い時間を過ごした子供たちが日本という国を理解し、親しみと信頼を持ってくれる事と信じており、こうした積み重ねが、両国の一層の友好関係を発展させることを期待しております。
 子供たちの健やかな成長とともに、ミャンマー国とこの地域の一層の発展を願い、お祝いの言葉と致します。
2004年7月20日
アジアの子供たちに学校をつくる会会長
衆議院議員 遠藤利明
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