自民党低迷。参議院選挙終わる。
7月11日、第20回参議院選挙が投開票され、自民党は49議席と目標議席を下回り、今回の選挙としては第一党の座を守ることができませんでした。
その結果については多くの反省事項がありますが、第一の敗因は、党内の世代交代が遅れ、時代の流れに対応しきれなかったこと、第二としては、企業や団体ばかりに頼って、日常の活動が不足していることが挙げられます。
もちろん、最近の小泉総理の説明不足とも、やや強引とも思われる言動が、国民の不信感や不安感をあおり、それが結果に現れたことも事実でしょう。
しかし何よりも「追いつけ追い越せ」といった生産者優位の時代から、モノが余りソフトが重視される時代への流れの中で「一般生活者の意識動向こそが世論を創り出している」という認識が、自民党と自民党の立候補者に不足しているのではないかと思われます。
私は3年5ヶ月間の浪人時代、一軒一軒歩きながら大勢の皆さんと意見交換をしてきましたが「生活している人々と同じ目の高さでものを見、考え、行動しなくてはならないなぁ」と、つくづく感じました。そして、その思いは、ますます強くなっています。
ともあれ、このような状態ですから、何時解散総選挙があるやも知れません。どんなに逆風であっても皆さんの揺るぎないご支持をいただき、理想とする政治に挑んでいけますよう、心を引き締めて日々の活動をする覚悟です。
今回の選挙についても、多くの皆さんから多大のご支援をいただき本当に有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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