えんどう利明--日本を、山形を、元気でいっぱいにします。
5カ月間のご報告、そして決意。

こんにちは、遠藤利明です。今回は、3月26日に成立した国の平成16年度予算の お話から始めたいと思います。

82兆1100万円という総額は前年とほぼ同じですが、内訳を見てみますと税収が 41兆7千億円しかなく、残りの36兆6000億円は国債を発行して賄うことにな りました。今年度末の国の借金は670兆円(国民一人当たり525万円)に達し、 大変厳しい財政状況にあるといえます。 これからも医療費や年金の負担が年々増え ていくことを考えれば、行財政改革はどうしても避けられず、不効率、不必要な事業 の整理削減は、なお一層必要だと思います。ただし、何でもかんでも一律に削減する のではなく、技術開発、食料問題、教育問題、少子化対策、国際貢献などの各分野 で、元気なニッポンをつくるための施策には重点的に予算配分しなければなりませ ん。

また当面の効率のみを重視して、人口の集中している都市部の開発だけに力を注ぐと いう考え方には反対です。中長期的視野に立って「国土の均衡ある発展」を考慮しな くては、本当の意味での「豊かな未来」は描けないと思っています。こうした中で私 は昨年11月の当選以来、地域の皆さまから寄せられた、さまざまな課題とご要望に お応えできるよう努力してきました。

最初に手がけたのは山形大学の新学部への教員養成課程の確保や、山形大学附属病院 改築の新規採択など、教育に関わる課題でした。そして、国道13号線大野目交差点 立体化事業の新規採択や東北中央道米沢福島間の新直轄方式の採択といったインフラ 整備。また大豆乗用管理機(中央そば生産組合)や、航空防除用無人ヘリコプター2 機( 中央第一航空防除協議会)の補助金確保などについても積極的に取り組み、ま だ5ヶ月間ではありますが、かつての経験を活かしながら、頑張ってまいりました。 さらに「山形カロッチェリア研究会(鋳物、木工、織物などの地場産業振興)」への 「JAPANブランド育成事業」の採択につきましても間もなく実現できるものと思 います。

このところ景気が少しずつ回復してきました。しかし山形はあと一息の感じです。 ふるさとを愛するひとりの人間として、元気な山形とニッポンをつくるために、皆さ まと一緒に話し、考え、努力してまいりますので、より一層のご支援をお願いいたし ます。
 
平成16年4月19日 
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