えんどう利明--日本を、山形を、元気でいっぱいにします。
自由と民主主義を守るために 卑劣なテロリストを 絶対に許すわけにはいかない。
−奥大使への哀悼と、平和への重いとともに−


山元でのそば祭りの帰りのニュースで、イラク駐在の2人の日本人外交官が襲撃を受けて殺されたことを聞きました。犠牲者の1人の名前が、友人の奥君と同じだったため、あわてて自宅へ戻ってテレビをつけると奥克彦君の写真が映っていました。信じられない思いとともに悔しさがこみ上げ、涙が溢れて止まりませんでした。

同じ状況下で殺害された井ノ上正盛―等書記官に対しましても、日本人としての哀悼の思いは同量ですが、奥大使とは親しかっただけに、特別の悔しさを覚えます。

奥大使とは4年前、国会議員ラグビー・ワールドカップで一緒にイギリス遠征をし、チームメイトとして外国の国会議員と試合をしてから急に仲良くなりました。外務省若手の有望株であり、スポーツマンでたくましく、何よりも日本の国益をしっかり考えている逸材でした。3年ほど前、アメリカに出かけた際にニューヨークで、日本の外交や国際関係について世がふけるまで熱っぽく語りあったことや、一昨年夏には山形に来て、さくらんぼと旨い肉やそばを堪能していったことなどが思い出されます。彼がイギリスに赴任になる直前に連絡をくれましたが「当選をしてイギリスに来てください。私が案内しますから」と話したのが最後になってしましました。

私は自由と民主主義を守るために、絶対にテロリストたちに屈してはならないと声を大にして訴えます。またイラクの復興支援と民主化のために、ただお金を出すというスタンスではなく、実際の行動を通して国際協力することは、奥大使たちの遺志でもあったはずだと私は考えます。
 
平成15年12月28日 
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