ニッポン元気一新!
大好きな友だちと駅で待ち合わせたとします。約束の時間になっても現れない友だちを、10年前だったら、イライラしながら5分、10分と待ち続けたことでしょう。でも今なら携帯電話で連絡を取り合って、「まちぼうけ」なんてことは少なくなりました。10年前、携帯電話は一部の人のものでした。2002年末で、国内の普及率は62%を超え、今ではパソコンやメールのやりとりも「あたりまえ」になりました。
時代はどんどん変わっています。20年前、どのくらいの人が今日の日本の閉塞状態を論じていたでしょうか。30年前、当時のソ連とアメリカを中心とした東西の関係が、このようなバランスになろうとは、誰が予測できたでしょうか?
世界が大きく変わっていく中で、もはや鎖国のようにして日本を守ることはできません。ましてや限られた業界や団体の権益を守るため改革が遅れるようでは、この国に発展はありません。
それは私が所属する自民党にもいえます。むしろ産業界が懸命に変わろうとしている時代にあって、政界の変革が一番遅れていると言っても過言ではありません。もちろん何10年も頑張ってこの国を引っ張ってこられた長老の方たちの見識も重んじられなくてはなりませんが、同時に若い発想と行動力が必要です。
今、この国と山形の明日には経済面ばかりでなく、乗り越えていかなくてはならない、さまざまな問題が待ち構えています。それをひとつひとつ解決し、内側から体質を変え、元気にしていくことこそが、私の役割だと思っています。そして、それを実現できる政党は、やはり、新しい自民党しかありません。 |