アジア各国との未来志向を鮮明に
先日の朝日新聞には、元ソウル女子大学の朴教授の意見が載っていました。彼女は韓国で生まれ、東京にある日本女子大学を卒業後ソウルの母校で教鞭をとったのですが、彼女自身「寧木幽子(やすきゆうこ)」改名し、その時の状況を振り返りながら「創氏改名」は韓国人のほうから望んだことだの意見に反論をしたものです。
私も同感です。自分の国に住みながら異国の姓名を名のろうなどとは誰も望むものではありませんし、私も決して望みません。
先の大戦までの日本と韓国や中国との事件の報道にはしっかりと検証すべきものも多くありますが、今回の発言のようにどう考えても有り得ないものまで自分に都合よく解釈してしまうと、かえって感情的になり冷静な検証が出来なくなってきます。
先月、来訪した韓国のノムヒョン大統領が歴史問題に触れず、未来志向を鮮明にした今こそお互いを認め合う気持ちが大切であると確信しています。 |