統一地方選挙が終わって
統一地方選挙が終わりました。これから4年間のそれぞれの地域創りの要となる議員を選ぶのですから大変大事な選挙でした。とりわけ、2年後の合併を控えた山形市を中心とする二市二町で選ばれた議員は、行政と協力しながら新しい「山形市(仮)」を創る仕事を担わなければならないのですから尚更責任は重大です。
同時に私にとっても政治活動を共にする同志の選挙ですから、全力を尽くして応援いたしました。全体的に見ればまず良い結果だったと思っています。見事当選された皆様には有権者に訴えた公約を是非果たされ、共に山形のために頑張って参りたいと思います。当然苦杯を味わった皆様とも連携をとりながらそれぞれの立場での活躍を大いに期待しています。
また、かつて私の秘書として政治行動をともにした同志も多く県会議員や市町会議員に当選いたしました。選挙区は違えども手を取り合って元気な山形県を創るため頑張っていきます。
さて、イラク紛争も大きな抵抗もなく早期に終わり、ブッシュ大統領が先日終結宣言をいたしました。しかし、フセイン大統領を始めとした要人の所在が今もって不明であり、また、アメリカ軍による攻撃の大義名分であった核兵器や生物兵器が今もって発見されておらず、戦後復興とともにまだまだ課題が山積みしています。日本にとっても復興費用だけではなく、平和維持のためのPKO活動を具体的に進めなければなりません。
こうした点も踏まえ世界経済はまだまだ不透明であり、また中国を中心としたSARSによる混乱とあいまって日本経済の先行きは相変わらず思わしくありません。
小泉改革も掛け声は大きいのですが結果がわずかしか伴っておりません。官僚中心政治からの脱却が出来ないからです。これまでのしがらみを壊し、新たな自民党を作る気持ちで取り組んでもらいたいと願っています。何よりも『世代交代』です。
9月には自民党の総裁選挙がありますが、小泉総理にはいわゆる抵抗勢力に屈する事無く初心を貫いてもらいたいと思っています。その後遠くない時期に解散総選挙が行われると思いますが、そんな気持ちで日本創りに頑張ってまいります。一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。 |