国際情勢について
先月の26日、東京で「遠藤利明君を励ます会」を開催していただきました。東京後援会の皆さんを初めとして、高校や大学の友人、各省庁の官僚やマスコミの皆さん、そして大勢の国会議員の皆さんが激励に駆けつけてくれました。谷垣禎一国務大臣の記念講演に引き続き、鈴木環境庁長官や公明党の井上義久選挙対策委員長などから大変暖かい励ましのご挨拶を戴とともに、北朝鮮問題などで大変多忙な中を安倍晋三官房副長官が当選同期の友人代表として大変勇気付けられる挨拶をしてくれました。
イラク問題が激しくなっています。アメリカは攻撃を今にも始めようとしており、国連での攻防が激しくなってきました。フランスやドイツなどは依然反対の姿勢を崩さず、トルコ国会がアメリカ軍の国内駐留を否決したため、なおさら混迷を深めています。
この問題は、日本にとっても対岸の火事とはいえません。アメリカは日本国に対してイラク攻撃への支持表明を求めておりますが、新たな国連決議が決定されてからの攻撃なら大半の国々が支持をするのですが、決議が為されないときの攻撃に対しては現時点では認めるべきではありません。
しかし、この問題はただイラクだけのことではなく、核を所有しているといわれるテロ国家やそうした心配の有る国全てに通じる問題であり、隣の北朝鮮もその一つであると言われています。最近、ミサイル発射実験や核開発の再開と思わせるような行動が、食料や経済支援を得るための単なる示威行動だけなのか、やけになっての意識した行動なのか不明ですが、テポドン(ミサイル)が発射から約10分で日本に到着することを考えると、日米同盟は日本の安全にとって最大の抑止力になっており、こうした現状を考えると、日本としては新たな国連決議を得たうえでのイラク攻撃は支持せざるを得ないと思います。
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